作家刑事毒島 中山七里
作家刑事毒島 中山七里 ★☆
この男、前代未聞のトンデモ作家か。
はたまた推理冴え渡る名刑事か! ?
殺人事件解決のアドバイスを仰ごうと神保町の書斎を訪れた刑事・明日香を迎えたのは、流行作家の毒島。虫も殺さぬような温和な笑顔の持ち主は、性格の歪んだ皮肉屋だった。捜査過程で浮かび上がってきたのは、巨匠病にかかった新人作家、手段を選ばずヒット作を連発する編集者、ストーカーまがいの熱狂的な読者。ついには毒島本人が容疑者に! ? 新・爆笑小説
* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … *
性格の悪〜い元刑事の作家が事件の謎を解いていきます
短編集ですが、話によって様々なレベルの作家が登場します
読むに耐えない小説で賞に応募する素人から新人賞受賞者、ミステリーの大御所から人気の若手作家、ネットの辛口レビュワーまで
立場ごとにそれぞれの勘違いや自意識過剰、いや〜な慣習もあるし出版側の都合もあるんですね〜
そんな中、毒島は容疑者達をバサバサ毒舌で切り捨て事件を解決していきます
この話が好きかどうかは毒島の毒舌を楽しめるかですね!笑
私は一部の人には「そんな言わんでも...」ってちょっと可哀想になっちゃいました〜
あとちょっと文章に締まりがないのと、ややワンパターンかなぁ
主人公は何で上司が苦手なんだろう?
毒島さんの毒舌は中山七里さんの本音なんですかね笑
あとこれ表紙によって結構毒島さんのイメージ違いますね!
私が読んだのはニヒルイケオジ?ですが、他のだとその辺にいそうなおじさん?ドラマでは佐々木蔵之介だそうで!
どの毒島さんがお好みですか?
小説界の裏側をちょっと垣間見れるような作品です
スカッとする話が好きな人におすすめ!
よければ読んでみてくださいね!
購入はこちら↓
|
電子書籍↓
|