仮面山荘殺人事件
東野圭吾 ★★★★
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。
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東野圭吾さんの館モノです!
私が生まれる前に書かれた作品ですが、現代でもちょっとのアレンジで使えるクローズドサークルでした
この状況じゃ外に連絡なんてできない...
緊迫はしているものの、館モノにありがちな仲間割れもほぼ無いし、連続殺人にもならないし思ったより平和ね〜(1人死んでるけど)と思いながら読んでたんですが...
もうまさかのどんでん返しでした!
こんなのあり??
タイトルもしっかり回収です!
ネタバレしないように言うと『ある閉ざされた雪の山荘で』を思い出させます!
これまでの「なんか不自然じゃない?」「そんな風になる?」といった違和感が氷解しました
そして読み返すとちょっとしたセリフにも そういう事か...と思わされてしまいます
あぁ〜可哀想だなぁ...
さすが東野圭吾さん!という作品でした!
ぜひ読んでみてくださいね!
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